
名田庄の自然が生み出す圧巻の滝
おおい町名田庄地区の奥深くに、落差30mの迫力満点の滝「野鹿(のか)の滝」があります。道の駅名田庄から約7km奥に位置するこの滝は、水量豊富で勇壮な姿を見せてくれる名田庄地区の隠れた名所です。
野鹿の滝は下から見ると美しい3段の滝になっており、滝壺周辺はマイナスイオンがたっぷりで、夏でも涼しく過ごすことができます。木漏れ日や小鳥の鳴き声に癒される自然豊かなスポットで、都市部では味わえない静寂と自然の力強さを感じることができます。
野鹿の滝に伝わる神秘的な伝説
野鹿の滝には、古い時代から語り継がれる不思議な伝説があります。その昔、戦に敗れて落ち延びようとした安倍家の別当石王丸が、滝壺から光を放つ薬師如来像に逃げ道を教示されたという神秘的な物語です。

この伝説が示すように、野鹿の滝は古くから人々にとって特別な場所として親しまれてきました。現在でも、その神秘的な雰囲気と自然の力強さは、訪れる人々に深い印象を与えています。
野鹿の滝で体験できること
迫力ある滝の鑑賞
落差30mから流れ落ちる水の迫力は圧巻です。特に雨上がりなど水量の多い時期には、より一層力強い滝の姿を楽しむことができます。滝壺近くでは水しぶきを感じながら、自然の雄大さを間近で体験できます。
マイナスイオンによる癒し効果
滝の周辺はマイナスイオンが豊富で、森林浴と合わせて心身のリフレッシュ効果が期待できます。清らかな水音と木々のざわめき、小鳥のさえずりが織りなす自然の音楽に包まれて、日常の疲れを癒すことができます。
写真撮影・自然観察
美しい3段滝の景観は撮影スポットとしても人気です。季節により異なる表情を見せる滝と周辺の植物を観察することで、名田庄の豊かな自然を満喫できます。

野鹿の滝は、下から見ると3段の滝になっています。マイナスイオンいっぱい、夏でも涼しい野鹿の滝で癒されてくださいね。
アクセス・駐車場情報
道の駅名田庄手前から野鹿の滝までを動画にしました⇩

野鹿の滝への行き方:
- 国道162号線で道の駅名田庄手前を右折(看板あり)
- 道なりに進み、砂防ダムを抜ける
- 看板のある地点で左折
- 林道を約3km進む(野鹿の滝までの林道も舗装はしてありますが、道幅は狭くすれ違いの厳しい場所もあります。落石も多いのでスピードは控えめにゆっくり自然を感じながら・・・また小型車での通行をおススメします!)


駐車場:
- 滝入口付近:1〜2台程度(正式な駐車場ではないため譲り合いが必要)
- 手前の広場:数台駐車可能(Uターンも可能でおすすめ)
利用時の注意点・持参すべきもの
服装・装備:
- スニーカーなど滑りにくい靴必須(ヒールは危険)
- 動きやすい服装
- 滑りやすい場所があるため注意
現地の状況:
- 携帯電話の電波は砂防ダム付近から圏外
- 滝前の渡り石は水量により濡れて滑りやすい
- 林道は道幅が狭く、落石もあるため小型車推奨
- トイレは現地にないため、道の駅名田庄で事前に済ませる
安全上の注意:
- 天候不良時は足場が不安定になるため注意
- 水量の多い日は渡り石の通行に十分注意
- 一人での訪問よりも複数人での訪問を推奨
周辺施設・観光情報
事前準備施設:
- 道の駅名田庄:トイレ、売店、食事(滝まで車で約15分)
宿泊施設:
- ホテル流星館:道の駅名田庄向かい(最寄りの宿泊施設)
- 名田庄地区の各民宿・旅館
その他の滝スポット:
- 不動の滝:おおい町内のもう一つの滝スポット
温浴施設:
- 滝見学後の疲れを癒す温浴施設が周辺にあります♪
基本情報・お問い合わせ
施設名: 野鹿の滝(のかのたき)
所在地: 福井県大飯郡おおい町名田庄
利用料金: 無料
利用時間: 24時間(ただし夜間の訪問は推奨しません)
アクセス:
- 車:JR小浜駅から約37km(約50分)
- 道の駅名田庄から約7km(約15分)
お問い合わせ:
- おおい町商工観光課
- 電話:0770-77-4056
注意事項:
- 県道771号線は冬季通行止めあり(詳細は町HP確認)
- 天候により道路状況が変化する場合あり
野鹿の滝は、おおい町名田庄の豊かな自然を代表する美しいスポットです。マイナスイオンたっぷりの環境で、日常を忘れて自然の力強さと美しさを感じてください。安全に十分注意して、名田庄の隠れた名所をお楽しみください。

17年ぶりに生まれ故郷のおおい町に地域おこし協力隊として戻ってきました。
こどもの頃は山や川で遊ぶのが大好きでした。
起きたら聞こえる鳥のさえずりや車を走らせていると見えるキラキラ輝く海など
日常の風景が幸せに満ちているおおい町の魅力をみなさんにお伝えしたいと思います。